「ホームページのアドレスを教えてください」という会話は現代では普通だと思います。
ですが、ホームページとは、本来インターネットエクスプローラーや、ファイヤーフォックス等のwebブラウザを立ち上げた時の最初に出てくるページの事を指しています。スタートページ、トップページとも言われる部分です。
弁護士や税理士など士業の業界でも一般の企業と同じように各事務所でホームページを持つようになりました。
最初は行政書士の方が積極的で、その後は税理士だったと思います。現在では弁護士(法律事務所)、会計士、税理士(会計事務所)、司法書士、行政書士、社会保険労務士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、弁理士(特許事務所)など主だった士業事務所ではある程度の割合でホームページをお持ちだと思います。
士業事務所のホームページが一般企業のホームページと決定的に違うのはテーマサイトの存在です。一般企業ではテーマサイトを持つことはそれほど多くはありませんが、弁護士が「交通事故」、「債務整理」、「相続」、「離婚」、「労働問題」、「企業法務」、「不動産問題」などと多くのテーマサイトを1事務所で持つケースは珍しくありません。これはホームページには問題解決の集合知的な使い方があるので、消費者は何か困った時には検索エンジンで調べてみるという行動をとります。その上でたどり着いた弁護士のホームページが解決の糸口になり、弁護士からすると受任の糸口になるという、士業向けのツールです。